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ソラカメを定期的にスリープし、起動します。

概要

このアプリテンプレートは、ソラカメ対応カメラを指定したスケジュールで自動的に起動・スリープさせるアプリケーションを作成します。このアプリがあると以下のことに役立ちます。

  • スリープ、起動の自動化による不要なデータ通信量の削減

当テンプレートは スケジュールタイマーイベントソース を使用しています。スケジュールタイマーイベントソースは Standard プランで利用できます。Standard プランについては、SORACOM Flux のプラン を参照してください。

このテンプレートを一度設定すれば、手動操作なしで定期的に対象のソラカメ対応カメラをスリープモードにして、起動します。

Flux アプリを実行した場合の概算費用

このテンプレートから作成した Flux アプリを実行する場合の概算費用は以下の通りです。

  • データ通信量をしきい値としたイベントハンドラーが 1 日 1 回実行されると、当 Flux アプリは月に最大で 31 回イベントが実行されます。SORACOM Flux の Developer プランでは 10,000 イベント/月まで無料で利用いただけます。10,000 イベント/月を超過した場合はイベントあたり 0.11 円が発生します。

本記載は概算であり、実際の利用状況によって変動します。 正確な料金はSORACOM のサービスページおよびユーザーコンソールから利用明細をご確認ください。

事前の準備

このテンプレートを利用するには、SORACOM アカウント (オペレーター)に登録されたソラカメ対応デバイスが必要です。ソラカメ対応デバイスについては Soracom Cloud Camera Services を参照してください。

アプリの作成

アプリ作成時に、以下を設定できます。

  • 定期スリープと起動の対象とするソラカメのデバイス ID の指定
    • [ソラカメを選択する]ボタンからソラカメを選択してください。
  • スリープと起動の時刻(Cron 式)
    • スリープと起動の時刻(Cron 式)を指定します。

アプリの作成後に行うこと

アプリ作成直後はスケジュールタイマーが OFF になっています。手動でアプリをテスト実行してみて、ソラカメ対応デバイスのスリープ、起動を確認できたらタイマーを有効に設定してください。

  1. スケジュールタイマーをクリックします。

  1. スケジュールタイマーを ON に設定し、保存します。

ソラカメ起動用のイベント入力チャネル、ソラカメスリープ用のイベント入力チャネルの 2 つとも有効化してください。

アプリのカスタマイズ

以下の設定を更新できます。

  • 定期スリープと起動の対象とするソラカメのデバイス ID の指定
  • スリープと起動の時刻(Cron 式)

定期スリープと起動の対象とするソラカメのデバイス ID の指定

スケジュールタイマーでソラカメのデバイス ID を指定します。スケジュールタイマーは 2 つありますが、両方ともに設定してください。

  1. SORACOM Flux Studio から[スケジュールタイマー]をクリックします。

  1. [イベントペイロード]で、デバイス ID を指定します。

スリープと起動の時刻(Cron 式)

スケジュールタイマーで Cron 式を設定します。スリープ用スケジュールタイマーと起動用のスケジュールタイマーがありますので、時刻を更新したい方のスケジュールタイマーを設定してください。

  1. Flux Studio から[スケジュールタイマー]をクリックします。

  1. [Cron式] でスケジュールを設定します。

💡 ヒント: Cron 式での指定は、「Cron 式について」を参照してください。

トラブルシューティング

うまく動かない場合はアプリの実行履歴を確認してください。詳細は 実行履歴/メッセージ履歴 (ログ) を確認する を参照してください。

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